目次
9~10ヵ月の赤ちゃんの様子
表情
好奇心にあふれている時期です。
探索行動をしながら、びっくりしたり大喜びしたりと感情表現が豊かになり、表情も様々です。
足・腰
下半身をコントロールする力がついてきます。
足の裏を地面につけて、腰を高く上げるはいはい(高ばい)や、つかまり立ちをするようになります。
ちなみに、うちの子はここまで行きませんでした。
9ヵ月中ごろに、初めてハイハイをしました。
手
指先が一層器用になります。
親指と人差し指で、小さなものをつまむことができるようになります。
反面、ボタンなどの誤飲も増えるので注意が必要です。
体
つかまり立ちし、手の動きもコントロールできるようになります。
自由自在に配はする子がふえ(うちの子はこの時期にハイハイをはじめましたが)、興味があるところへはどこへでも移動します。
下半身や足の随意運動が可能になり、おすわりの姿勢からつかまり立ちができる子も出てきます。
手の動きからは、だんだんとぎこちなさが抜けて、細かい作業がスムーズにできるようになります。
・つかまり立ちをする
・四つん這いで動き回る
・物を打ち合わせる
五感
指先がさらに器用になり、リズムを取る子も
指の機能がさらに発達します。
それまでのわしづかみから、指先で小さなものでもつまめるようになってきます。
離乳食の時は、自分でスプーンを持ちたがり、手づかみ食べをしたがったり、自分で手を使いたがります。
音にも便移管になり、音楽を聴くと体をゆすってリズムに乗る子が多くみられます。
・指しゃぶりをする
・音に合わせて体をゆする
・手づかみ食べをしたがる
心
後追いをし、声や手、指差しをします。
人見知りだけでなく、あと追いも激しくなるころです。
ママの姿が見えないと、泣いてしまいます。
また、簡単な言葉なら理解できます。
大人に自分の意志を知らせるように声を出したり、手や指で示したりします。
人のすることを見て、マネをする様子も見られます。
周囲の人への関心がさらに高まったためと考えられます。
・欲しいものを指さす
・バイバイなど、大人のマネをする
・後追いが激しくなる
9~10ヵ月の赤ちゃんQ&A
Q:うつ伏せが嫌いで、ハイハイをしない
おすわりができているなら問題ありません。
そのうち「動きたい」という欲求が生まれ、ハイハイを始めることもあります。
ハイハイをとばして、つかまり立ちをする子もいます。
ハイハイしないからといって、特に心配する必要はありません。
Q:ハイハイをするのを促す方法は?
触ると動くおもちゃや、電池で動くおもちゃを試してみましょう。
「動くおもちゃに触りたい」という欲求を赤ちゃんに感じさせてみましょう。
そのために、動くおもちゃがオススメです。
相手が動くため、触るには自分も動かなければなりません。
ただ、怖がったり、びっくりしたりしていないか、注意しましょう。
Q:ハイハイに適した床は?
クッションマットがおすすめです。
フローリングの床は滑りやすくて、ハイハイしにくいようです。
クッションマットを敷いたり、ラグを敷いたり、滑りにくい床を作りましょう。
Q:朝方のおしっこの色が茶色く、においもきつい。
病気ではなく、腎臓がはたらいた証拠です。
血液中の老廃物は、腎臓の糸球体でろ過され、原尿(おしっこのもと)になります。
その後、尿細管で、ろ過した尿から体に必要な物質を再びくみ上げ、尿を濃くします。
新生児の頃はこの尿を濃縮する機能が未熟なため、尿が薄くなりがちです。
濃いおしっこが出たのは、腎臓の機能が正しくはたらいたためなのです。
もし、赤ちゃんの様子が普段と違ったり、むくんでいるなどの症状があるならば、小児科へ行きましょう。
Q:髪の毛が薄いのが心配
2才ごろまでには増えます。
髪の毛の生え方は個人差があります。
もし、全く髪の毛が生えていなければ問題ですが、そうでなければ心配ありません。
「髪の毛を全部切れば、たくさん髪が生えてくる」ということをたまに聞きますが、迷信です。
気を付けるべきは栄養の偏りです。
そうでないならば、2才頃まで様子を見ましょう。
そのころには髪の毛の悩みは解決しているはずです。
まとめ
9~10ヵ月の赤ちゃんについてまとめてみました。
うちの子はこの時期にようやくハイハイをし始めました。
かなりぎこちなく、ゆっくりなハイハイですが,,,。
以前からも述べているように、子どもの成長には個人差があります。
成長の度合いについては心配しすぎず、健康面に気を使ってあげるべきだと思います。
私は離乳食のメニューや量、風邪をひかないように人混みを避けるなど、気を付けています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
子育ては本当に大変ですが、お互いに頑張りましょう。
またよろしくお願いします。