目次
6~7ヵ月の赤ちゃん
手
物を手に取るだけでなく、左右の持ち替えができるようになります。
うちの子もこの時期に持ち替えができるようになりました。
また、右側にあるものを右手でとるというように、左右の運動の分化がおこります。
表情
表情にメッセージがこもるようになります。
「ママにかまってほしいから泣く」というように、自分のできることを手段とし、意思を伝えようとします。
足・腰
短時間なら支えなしでお座りができるようになります。
とはいっても、まだまだ不安定なのは変わりありません。
腰の力はついてきますが、背筋を伸ばすのはまだ先です。
体
寝返りができるようになります。
うちの子は7ヵ月に入ってから寝返りができるようになりましたが、多くの子はこの時期に寝返りをマスターします。
あおむけからうつ伏せ。うつ伏せからあおむけが自由にできるようになります。
また、短時間ならお座りができるようになります。
背筋はまだ伸びませんし、少し不安定です。
また、目で見て手を動かす「目と手の協調運動」も進みます。
五感
小さな音の聞き分けができ、つかんだものをなめて確認します。
いろいろな音や人の声を聞き分けることができます。
目の前のものや人に手を伸ばす探索行動を行い、つかんだものは口に入れて確かめます。
手に持ったものを左右に持ち替えたり、テーブルや床を叩いたりもできるようになります。
心
ママやパパなど、いつもそばにいてくれる人は特別だとはっきりわかります。
うちの子の場合、明らかに他人に抱っこされた時の表情が普段と違います。
また、欲しいものがあると声を出して周囲に知らせたり、「いないいないばあ」のような遊びを楽しんだりします。
6~7ヵ月の赤ちゃんQ&A
Q:おすわりの兆候がない
まだ焦らなくても大丈夫です。
安定したおすわりができるのが8~9ヵ月頃です。
この時期は背筋も伸びず、とっても不安定です。
腰や背中の筋肉をしっかりつけてからおすわりをしようとしているのかもしれません。
Q:同じ月齢の子たちと成長に差がある
その子のペースを大切にしましょう。
私も悩んでいました。ほかの子よりも明らかに成長が遅かったからです。
でも、成長がゆっくりな子と早い子がいます。
早ければよいというわけではありません。
むしろママが不安になってあせってしまい、その気持ちが子どもに伝わるほうがいけません。
このころの成長の個人差はとても大きいので、「これがこの子のペースなんだ」とおおらかな気持ちで成長を見守りましょう。
Q:おすわりができていないけれど、離乳食を始めていいの?
遅くとも6ヵ月のうちには離乳食を始めましょう
おすわりがしっかりできるようになっていて、6ヵ月を過ぎてしまうようならば、離乳食を始めるべきです。
おすわりができるようになってからのほうが、離乳食を上げやすいですが、母乳やミルクの栄養だけでは足りなくなってきます。
6ヵ月の間に離乳食を始めましょう。
Q:6ヵ月でつかまり立ちをした。大丈夫?
大丈夫です。赤ちゃんに危険のない部屋づくりを心がけましょう。
体重が軽いと成長の進みが早いということがあります。
早すぎて体の負担にならないか心配になりますが、問題ありません。
ただ、目が離せなくなってしまうので、危険なものを近くに置かないなど、赤ちゃんにとって安全な部屋づくりを心掛けてください。
Q:うつ伏せが苦手です
楽しんでうつ伏せができるような工夫をしてみましょう。
例えば赤ちゃんと同じ目線になってみたりすると、赤ちゃんも安心してくれます。
玩具を目の前においてあげるのもよいかもしれません。
赤ちゃんの成長は育児書通りにはいかないものです。
歩き始めてからハイハイをする子もいるそうです。
赤ちゃんそれぞれに個性がありますので、その個性を大切にしましょう。
まとめ
この時期は自分の欲求を伝えるようなしぐさが増えてきた印象です。
私はできるだけその気お持ちに答えられるように心がけていました。
抱っこをしてあげたり、散歩に連れて行ってあげたり、忙しい中でも、赤ちゃんのことを第一に考えていました。
また、何でも口に入れてしまうので、近くに飲み込んでしまいそうなものを置かないように注意していました。
離乳食も始まり、さらに忙しくなってくるころですが、皆さんはどう過ごしているでしょうか。お互いに子育て頑張りましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
またよろしくお願いします。
(参考)最新よくわかる育児(主婦の友生活シリーズ)
最新版らくらくあんしん育児(Gakken)