目次
5~6ヵ月の赤ちゃん
表情
人の顔の識別ができるようになり、ママやパパがわかります。
いつもそばにいてくれる人に見せる表情と、そうでない人を見る表情に違いが出てきます。
手
一回でつかめなかったものが、何度か繰り返すうちに距離感をつかみ、しっかりと握れるようになります。
興味のある者にはどんどん手を伸ばすようになります。
足・腰
腰をひねる力が付き、寝返りも完成に近づきます。
また、両脇を支えながら立たせると、足をピョンピョンと曲げ伸ばしし、飛び跳ねるような動作をします。
体
そろそろ寝返りができる時期です。
腰を浮かして足を持ち上げたり、足を持って遊んだりします。
こういった過程を得て、寝返りができるようになります。
五感
離乳食で味を覚え始めます。
5ヵ月といえば離乳食が始まる時期です。
少しずついろいろな食材や味を経験させてあげましょう。
慣れるまでは吐き出したりするかもしれませんが、焦りは禁物です。
ゆっくりでもよいので、いろいろな食材を食べさせてあげましょう。
また、医師がはっきりとしてきて、欲しいものがあるほうに手を伸ばしたり、意識的に物をつかんだりします。
心
人の顔の区別がつくようになります。
家族と他人の区別がつくようになり、はやい子では人見知りが始まります。
情緒の発達も著しく、人との交流を求めるようになります。
あやされるとさらに笑顔を見せることが増えます。
5~6ヵ月Q&A
Q:昼寝をしない。大丈夫なの?
夜に眠れていれば大丈夫。
うちの子もそうでしたが、全然昼寝をしない子はいます。
でも、夜にしっかり眠れているなら心配ありません。
たっぷり昼寝をする子、短時間の昼寝をする子、など、個人差はあります。
昼寝をしなくても、布団の上でゴロゴロさせてあげましょう。
また、テレビを消して、部屋を静かにしてみてもよいでしょう。
それだけでも赤ちゃんの体が休まります。
Q:毎日きっちりとした時間の生活リズムにならない
大体の時間があっていれば大丈夫
生活リズムを整えることは大切ですが、あまりピッタリしすぎる必要もありません。
ママが努力しても、上手くいかないことも多々あります。
泣いたり、お昼寝が伸びたり、赤ちゃんは日々違う行動をとります。
ですので、時間がだいたいそろっていれば特に問題はありません。
Q:パパの帰宅が遅い
お仕事で忙しいのかもしれませんが、パパには早く帰ってきてもらいたいですね。
私も同じ悩みを抱えています。
お風呂を入れたり、離乳食を作ったり、本当に大変です。
子どもが寝たころに帰ってきた場合は、子どもを起こさないように注意しましょう。
どうしても子どもとスキンシップを取りたいパパは、少し早起きをするなどしましょう。朝のわずか10分だけでも十分なスキンシップになりますし、仕事の休みの日は、疲れているかもしれませんが、家族サービスも忘れないように。
Q:一人遊びを全くしない
赤ちゃんが好きなことを探してあげましょう
この時期の赤ちゃんは自発的に何かをするのではなく、周りの刺激を受けて喜んだり怒ったりします。
周囲のものに興味を持ち始めるのはもう少しかかるかもしれません。
つまり、一人遊びはもう少し先です。
でも、今からたくさんのものに触れさせてあげて、好きなもの探しをさせてあげましょう。
一人遊びにスムーズに入れるようになります。
Q:喃語(なんご)がほとんど出ない
音が聞こえていて、泣き声が出ていれば大丈夫です。
生後2~3ヵ月頃になると、喃語(なんご)「あ~」や「う~」などが出始めます。
言葉の発達の基礎となりますが、喃語が少ない=発達が遅れているとはなりません。
音や声のするほうを向くなど、音が聞こえているようなら問題ありません。
笑い声を出さなくても、表情に変化があれば大丈夫。きっと個性なのでしょう。
まとめ
このころ、うちの子は「あ~」あ「う~」など喃語をよくしゃべりました。
かまってほしいという主張なので、極力子どもの呼びかけには答えるように心がけました。
そうすることで親子の信頼関係が築けます。
また、動きが活発になってきます。寝返りをして短い距離を移動できるようになる子もいます(うちの子はこの時期はまだ寝返りしませんでした)。
周りに危険なものがないか注意して、安全対策を万全にしましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
またよろしくお願いします。
(参考)最新よくわかる育児(主婦の友生活シリーズ)
最新版らくらくあんしん育児(Gakken)